

これは農場でも漁場でもなく、特定の場所に固定された店舗やレストランでもありません。これは、澎湖の海を行き来する料理舫です。1階にはプロのキッチンと快適な室内スペースがあり、2階には広々としたオープンテラスとテーブル・椅子があり、日陰になっているので直射日光を避けることができ、景色を楽しみながら食事をしたり、自由に動き回ったりするのにもとても便利です。この料理舫は2016年に正式に田ママに加入し、「元貝田ママ海上料理舫」となりました。現在、澎湖で設備が最も整っており、満足度が最も高い「海上料理舫」です。
農場の紹介
元貝田ママ海上料理舫は、澎湖の白沙郷にある岐頭漁港を拠点としています。観光客が船に乗り込むと、毎日の潮汐や海流、季節や時間などの異なる要素に基づいて、さまざまな行程が計画されます。例えば、4月や5月には花枝、5月から9月には魷魚、6月から9月には夜間に小管釣りが楽しめます。また、養殖網での魚の餌やりや、漁村や潮間帯の探索、員貝島の周遊クルーズや無人島への上陸、群れ飛ぶカモメの観賞、または海釣りを楽しむこともできます。
各行程の所要時間は約3~4時間または5~6時間とさまざまで、季節やお客様のご要望に応じてカスタマイズされます。例えば、夏季の4月から9月は通常、午後14:00に出航し、夜20:30までとなります。この時期は、前述のアクティビティに加えて、アフタヌーンティーを楽しんだり、夕食を食べながら海上で夕日を眺めたりすることもできます。また、食事のメニューはその日の漁獲量によって決まるため、毎回の行程で異なる体験ができます。
農場の特色
漁撈養殖
一般的に、観光客に最も人気のある料理は「米鑲小卷(いか詰めもち米)」です。これは、イカの中に糯米(もち米)を詰めて揚げたもので、そのアイデアは澎湖の清明節に伝統的に食べられる「殼仔飯」に由来しています。これは、大きな貝殻を使って野菜ご飯を包み、弁当として持ち運びやすいようにしたものです。
「海軍陸戦隊」という料理の名前も非常にユニークで、澎湖の丁香魚(キビナゴ)と地元で有名なピーナッツを組み合わせた前菜です。「海軍」と「陸軍」を思わせるユニークな料理です。また、エビ、イカ、海藻がたっぷり入った海鮮粥や、自家製の養殖網で育てられた「龍虎斑(ロンフーバン)」という魚を使った葱焼き魚など、観光客に大変人気があります。ただし、これらの料理が提供されるかどうかは、その日の漁獲状況に左右されます。もしこれらの料理が食べられなくても、代わりに他のもっと素晴らしい料理が登場するかもしれません。まさに、驚きと楽しみに満ちた海上の旅なのです。