林國榮夫婦は、元々家族が育てていた1ヘクタールのネギ畑を活用し、動物たちが自然に生息する環境を模した夢の「蘭陽動植物王国」を作り始めました。この施設では、動物を檻の中に閉じ込めて観賞するのではなく、訪れた人々が動植物が成長する環境に直接入り込めるようになっています。「蘭陽動植物王国」では、20種類以上鸚鵡（オウム）をはじめ、狐蒙（ミーアキャット）、羊駝（アルパカ）、駱馬（ラマ）、袋鼠（カンガルー）、水豚（カピバラ）、羊、亀、鵜鶘（ペリカン）、さらに台湾で合法的に飼育が認められている5種類の鷹まで、さまざまな動物に間近で観察したり触れ合ったりすることができます。温室には、十数種類の色とりどりの鸚鵡(オウム)が生息しており、上を見上げるとたくさんの鹿角蕨(シダ）が吊り下げられています。オーナーの王淑靜さんは、「これらはパンデミック中に夫婦で毎日手作業で一つ一つ育てたもので、宜蘭の気候と湿度が非常に適しており、今後さらに多くの植物がこの王国で育つ予定です」と語っています。