猫仔村ローズガーデンは、台中市后里区の山間部に位置しています 。曲がりくねった山道を登ると、花畑と緑に囲まれたバラの秘境が静かに広がります 。園内の面積は約2,000坪で、800種以上のバラが植えられており、その豊かな色彩と系統は、台湾中部を代表する観賞スポットの一つであるとともに、台湾における「スタンダードローズ(木バラ)」産業の重要な拠点でもあります 。バラは山肌に沿って咲き乱れ、四季を通じて花を楽しむことができ、空気中には優雅な香りが漂います 。
フィールド紹介
園内の動線は「自然探索」をコンセプトに設計されており、角を曲がるたびにひっそりと咲くバラに出会えるため、思わず歩みがゆっくりになります 。ここは単なる写真撮影のための庭園ではなく、生産、技術、ブランド経営を融合させた現代的な農場です 。オーナーの阮裕程氏は2017年から木バラの栽培に力を注いできました 。SNSを主要な経営・交流ツールとして活用することで、台湾最大かつ最も活発なバラ園芸コミュニティの構築に成功し、10万人以上の花・園芸愛好家から注目を集めています 。

園内は「食用バラ園」、「観賞用バラ園」、「DIY教室」の3つのエリアに美しく区分けされ、生産・教育・体験の機能を兼ね備えています。江先生は妻の顏淑絃(がん しゅくげん)さんとともに農園を切り盛りし、「土地を愛し、愛と美しさを伝える」という理念のもと、草生栽培(グランドカバー)を採用して化学農薬の使用を削減。剪定後の枝や廃棄フラワーをコンポスト(堆肥)や天然酵素へとリサイクルして農地に還元するなど、環境に優しくサステナブルな農業へと歩みを進めています。生き生きとした農園の環境は、メジロやシロガシラなどの小鳥たちの憩いの場ともなっており、人と自然が共生する美しい農村の風景を描き出しています。
注目的農業ツアー
フラワー
江家バラ園では「五感体験」をコアに、バラの四季折々の魅力を深く知る多彩なグリーンツーリズム活動を展開しています。「春の芽吹き、夏の華、秋の枝、冬のバラ」をテーマにしたガイドツアーでは、種まきから成長、開花、そして結実に至るまでのバラの生涯の営みを完全公開し、旅行者が産地で花農家の日常をリアルに体感できるよう工夫されています。また、園内の最も新鮮なバラの素材を贅沢に使ったフラワーアレンジメント、バラの練り香水(香膏)作り、バラのたたき染め(拓染)といった豊富なDIY体験レッスンも企画されており、人と花の距離をグッと縮めるアクティビティとして、親子連れやグループ旅行者から大変喜ばれています。
さらに当園では、食用のバラを活かした「雪Q餅(台湾風ヌガークッキー)」や「エッグロール(蛋捲)」、「ローズウォーター(玫瑰花露)」といった特色あるお土産品も開発。農産物のトレーサビリティ(追跡可能性)管理も通過しており、美味しさと食の安全を両立させています。二十四節気の文化や地域コミュニティとのコラボレーションから生まれた「バラのスノー皮月餅(冰皮月餅)DIY」は、農業の転換とローカルフード・イノベーションの可能性を示しており、バラを「目で楽しむ花」としてだけでなく、「味わい、体験し、心に刻む」特別な旅の風景へと昇華させています。




