農場の紹介
木虌果（ムービエグオ)は、木虌子（ムー ビエ ズー）、夫妻果（フーチーグオ）、藤桐子（トントンズー）、刺苦瓜（ツークーグア） などの別名を持つ、ウリ科ニガウリ属の多年生つる性草本植物です。台湾東部の山岳地帯に自生する原生植物で、先住民族の伝統的な食材でもあります。木虌果の青果、完熟果、葉はすべて食用可能です。特に未完熟の「青果」は、先住民族のレストランでよく見られる料理で、スープや炒め物によく使われます。風味は少しゴーヤに似ており、さっぱりとした味わいの中にほのかな甘みがあります。
木虌果はリコピンやβ-カロテンを豊富に含んでおり、特にリコピンの含有量はトマトの70倍以上とも言われ、「天国からの果実」と称されています。果実の仮種皮を取り除いた後は、加熱調理してさまざまな料理に活用できるほか、ジュースやスムージー、デザートなどにも加えられます。熟した果肉や未熟果は、スープや鍋料理にも最適です。
特色農業ツアー
野菜
「成農花田餐坊」では、木虌果を食材として活用し、色々な料理を開発しながら、東海岸を「木虌果の郷」として広めることを目指しています。経営収益を高めるため、体験型アクティビティも提供しており、例え「天堂果實家家酒(天国の果実ごっこ遊び)」では、木虌果の紹介、木虌果製品の試食、木虌果入りヌガークッキー作りの三つの体験が楽しめます。これにより、訪れる人々が木虌果についてより深く知ることができます。また、おすすめの料理は、「木虌果海鮮鍋」と「鬼頭刀魚柳套餐(シイラフィレ定食)」。また、「鬼頭刀魚干滷肉飯(シイラ干物入り滷肉飯)」も見逃せなく、シイラの干物と豚バラ肉を一緒に煮込み、風味豊かで独特な味わいが楽しめます。この一品は観光客から大好評を博し、農業部主催の「記憶中的那一味(記憶に残るあの味)」コンテストで2023年に銀賞を受賞しました。
連絡先情報
電話番号
+886-3-958 8852
アドレス
No. 139-2, Meishan Rd., Chenggong Township, Taitung County 961001, Taiwan (R.O.C.)
