牧蜂レジャーファーム 花のあるところをめざして 最高の蜂蜜を求めて、台湾中を駆け巡る農家の物語
牧蜂(ムーヴ ビー レジャーファーム)

「牧蜂休閒農場」は三芝(サンツー)の半山に位置し、三方を山に囲まれた農園で、敷地は約3ヘクタールあります。農場自体は20年前に設立されましたが、オーナー家族は代々この土地に住んでいました。農場のオーナーである簡徳源さんは自身の事業に非常に情熱的に取り組んでおり、農場内ではミツバチを作る過程や、本物と偽物の蜂蜜を見分ける方法などについて詳しく解説してくれます。入園が無料というところもうれしいポイントですね!

場域の紹介

蜂蜜の生産の季節は春分から夏至の間に集中しており、期間は長くありません。この期間に開花する果樹は、ライチとリュウガン(龍眼)であるため、これらの蜜で作られたはちみつが最も一般的です。他にも、百花蜜や森林蜜などもありますが、生産量は比較的少ないです。

 

以前、三芝地区では果樹の栽培が行われ、農薬が使用されていましたが、時がたつにつれて多くの農家が果樹の栽培を放棄したため、やがて山林が形成され、農薬が流れて無農薬の天然の科樹林が完成しました。養蜂のための最高の土地条件がそろっていると感じた簡徳源さんは大量のミツバチを飼育し始めました。その後中南部の果樹農家と提携をはじめ、彼らの栽培する果樹の花が咲く授粉期間に、ミツバチを南部の果樹園に運びいれ、果樹の授粉を手伝いつつ蜂蜜を収穫できるという、双方共にウィンウィンの関係を築き上げました。徐々に提携する農園数が増え、現在では台中霧峰、大里、台南南化、高雄大樹、北部の坪林など、ほぼすべての地区に「牧蜂休閒農場」のミツバチの巣箱が設置されています。それぞれの果樹の花期に合わせて、ミツバチを移動させながら蜂蜜を集めます。この養蜂法は、一つの生産地に留まらないため、放牧ならぬ「牧蜂」と呼ばれています。

注目的農業ツアー

「牧蜂休閒農場」で生産される一つ一つの蜂蜜は、どこで生産されて、どこに買い取られたか、詳細に記録されています。全てが中興大学の検査に合格していて、歴年にわたって、蜂蜜のコンペで多くの賞を受賞しています。

みんな大好きな蜂蜜ですが、もしこんな質問をされたら、あなたは答えられますか?―――

一匹のミツバチはどのくらい生きられますか?花粉を採集して蜜を作るための飛行半径はどのくらいですか?なぜ蜂蜜の色が異なるのですか?なぜ結晶がある蜂蜜と、ない蜂蜜があるのですか?本物の蜂蜜と偽物の蜂蜜をどのように見分けますか?ミツバチの天敵は何ですか?ミツバチは環境にどのような利益をもたらしますか?

答えられなくても、心配しないで!「牧蜂休閒農場」で簡徳源さんの熱血解説を聞けば、すぐに答えられるようになりますよ。

蜂蜜やミツバチについての解説を聞くだけでなく、巣箱の中にいっぱいのミツバチや、透明でキラキラした蜂蜜を見ることもできます。また、食事の予約もでき、ローストチキンなどを食べることができます。静かな山林の中で、おいしい食事を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

連絡先情報

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電話番号

+886-937 021 710

アドレス

No.74, Chencuokeng
Sanzhi Dist., New Taipei City 252003
Taiwan (R.O.C.)

交通情報

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