有機農法を貫く~高品質のローゼル栽培農場~ 綠合農場(グリーンユニオン ファーム)
綠合農場(グリーンユニオン ファーム)

「綠合農場」は、台湾農業食品局(農糧署)の有機産業模範地域である「康莊有機聚落」というところに位置しています。1ha以上の土地に、オーナーの阿明さんと燕子さんは、北部では比較的珍しい「ローゼル」という、多くの手間がかからない作物を選びました。そうすることで、彼らは「生態走讀(自然の中で学びながら人生を過ごす)」をする余裕ができます。この有機聚落では、人間と植物が共生し、両方が健やかに生きることができる環境を整えています。

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農場の紹介

農場のオーナー阿明(アーミン)さんは元々不動産仲介業をしており、業績の高いバリバリのビジネスマンでした。彼の妻である燕子さんは、中国にある台湾企業の工場でデザインの仕事に従事していました。この2人はそれまで全く農村に縁がありませんでしたが、それぞれの事業を離れたあと、台湾の5つの県市を巡り、理想の土地を探し、自分たちで「開心農場(中国語で、「楽しい農場」の意)」と名付けた農場を営むことを計画しました。

実は、彼らはもともと南部に小さな土地を持っており、「有機玉米田」という農園名で、有機農法をつかいトウモロコシを栽培したことがありました。しかし。この土地は周囲が慣行農法(農薬を使う従来の農法)をする農場で囲まれていたため、周囲の農場から追い出された大量の虫たちが押し寄せ、この農場は結果的に“蟲たちの”「開心農場」となり、阿明と燕子の収穫は食べ尽くされてしまいました。

 

綠合農場 (2)
綠合農場 (9)

その後、彼らはついに桃園大溪の「康莊有機聚落」内で土地を見つけ、夫婦の農夫の夢を実現しました。しかし、まだ農業を始めて間もないころに、不幸にも新型コロナウイルスのパンデミックが発生しました。燕子さんはこの期間を振り返り、「どうやって乗り切ったのか覚えてないよ」と笑いながら言いました。創業直後にパンデミックに直面しても、彼らは地道に種をまきながら、模索し、学び続けたのです。

注目的農業ツアー

果物

「綠合農場」の特色は、台東農改場から技術移転された「黒晶」と呼ばれるローゼルです。この品種のローゼルには、7倍の濃度のアントシアニンが含まれており、体に非常に良いです。農場で生産される高価値のローゼルは、生物技術企業にも販売され、価値の高いさまざまな製品の開発に利用されています。

その他に、康普茶も農場のベストセラー商品です。農場には発酵中の康普茶酵素が1缶ずつ並んでおり、上には多層に重なる菌膜が広がっています。貯蔵が長くなるにつれて、発酵が進み、酸度も高くなる、とても健康的な飲み物です。

燕子さんは、「現在農場ではローゼルの他の商品の開発も進めています。農場を訪れるたびに異なる体験と豊かな収穫を得られることを願っています。」とにこにこ笑顔で言っていました。

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連絡先情報

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電話番号

+886-966 199 876

アドレス

Ln. 671, Sec. 3, Kangzhuang Rd.
Daxi Dist., Taoyuan City 335
Taiwan (R.O.C.)

交通情報

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