茶葉農家の革命児~茶葉を美しい贈り物にデザインする 淘氣小農(タッチ ファーマー)
淘氣小農(タッチ ファーマー)

「淘氣小農」のオーナーである邱志威(ジュツウィ)さんは、1981年に生まれ、大学の農学部を卒業した後、国際的に知られる農薬や肥料の商社に就職しました。農薬や肥料の使用を広める必要があったため、農家と直接接触する機会もあり、その過程でお茶に興味を持つようになりました。一方、会計士事務所で働いていた妻は、職場を離れて休養することになり、邱志威夫婦はそれを契機に、台中市霧峰区光復新村で「淘氣小農」というブランドを立ち上げ、自ら開発した茶商品を販売する茶農園を設立しました。

農場の紹介

およそ0.3haのパイナップル畑を茶畑に転換し、現在では1.2ヘクタールの茶園を所有しています。自然農法で肥料を使わず、台湾オリジナルの品種である台茶12号(金萱)を栽培しています。この茶木は病害虫に強いため、農薬を使わないというオーナーの哲学と非常にマッチしています。「淘氣小農」が最も大切にする理念、それは「農業は非常につらく、大変だが、続けるうえで大事なことは、楽観的で創造的であること、そして少しのいたずら心を忘れないことが大切だ。」というものです。彼らのもう一つの理念は、農場の英語名にも表れています。英語名はTouch farmerとなっており、農業を理解するためには自分の手で様々なものに触れて学ぶことが大事であり、皆さんにもっと自然と触れ合ってほしいという願いが現れています。

「淘氣小農」は農場として若く、アイデアと実行力があり、多くの志を同じくする人々と協力し、コミュニティをより良くすると同時に、食農教育を普及させるという情熱にあふれています。「お茶を飲む」というのは老人だけがすること、またはお茶は高価なものだという従来のイメージの改変に力を注いでいます。

注目的農業ツアー

「淘氣小農」に初めて訪れたとき、伝統的なお茶屋に入ったような感じはなく、むしろ古民家を改装したデザート店やカフェに入ったような印象を受けました。店の中には茶葉商品が並んであり、デザインとパッケージが精巧で目を引きます。非常に高級感があるので、贈り物にピッタリです。どれを選んでよいか決めかねる場合はお茶を試飲する体験ができ、お茶の淹れ方や飲み方を実演して教えてくれます。

事前に予約をすれば、茶園の屋外ガイドツアーに参加できます。斗笠をかぶり、竹かごを背負って、お店の裏の茶園を歩くのは、きっと忘れられない体験になるでしょう。

茶園と言っても、低木の茶樹が整然と並ぶ伝統的な景色とは異なり、茶樹が自由に育つ野生のような農地が広がっています。茶園の隣には休養中の土地があり、利用可能な土地が制限されているため茶葉の収量は多くないかもしれませんが、最も自然で健康的な環境で育った茶葉の品質は、比類のないものです。

連絡先情報

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電話番号

+886- 932 820 562

アドレス

No.153, Zhongxing St.
Xinshe Dist., Taichung City 426012
Taiwan (R.O.C.)

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