山で学ぶ、お茶の美学 山中茶学(Yen'sティーガーデン)
山中茶学(Yen’sティーガーデン)

南投(ナントウ)県鹿谷郷は昔から、凍頂ウーロン茶の名産地として知られています。ここにある山中茶学―またの名を東隆(ドンルン)製茶―は、1974年の創業以来、茶の伝統的な製法を完璧に継承し続けています。2012年、現在の三代目である嚴晟訓さんと妻の卓穎伶さんが故郷に戻り、茶畑を引き継ぎました。彼らはデザインを学んだ経験を活かして、山の中でお茶の美学を追求し続け、ついに2019年に自身のブランド「山中茶学」を立ち上げました。

農場の紹介

「少女紅茶」の豊かな味わい。

その秘訣は、芽吹いて30日以内の若葉だけを使うこだわりにありました。

「山中茶学」では、美味しいお茶が楽しめるだけでなく、製茶や茶道の体験も提供しています。美学に基づいた茶席体験では、オーナーが森や湖畔、または竹林の中を案内し、緑の木陰の下でお茶を飲むことができます。発酵の程度に応じて、杉林溪高山茶、凍頂ウーロン茶、そして少女紅茶といった風に種類が分かれており、特に人気のある少女紅茶は、芽吹いて50日後に収穫される一般的な茶葉とは異なり、わずか30日で収穫されます。しかも、1つの枝から2枚の葉のみが選ばれて摘まれます。このお茶は、時に蜜のように、時に果物のように、時に花のように香り、男性も女性もこのお茶の魅力には抗うことはできません。

現在、山中茶学-東隆製茶は三代目が引き継ぎ、若者の視点で再構築したお茶の商品を多数展開しています。デザイナーのバックグラウンドを活かした商品のパッケージや体験活動は必見です。

注目的農業ツアー

デザインの才能が爆発-「茶香酣枕」が国際デザイン賞を受賞

ハンドメイドが好きな方には、手縫いで茶香枕(茶葉を中に入れた枕)を作る体験がおすすめです。一般の枕と比べたときの茶香枕の最大の利点は、淡い茶葉の香りがあることです。嗅ぐと心を落ち着かせることができ、自分で茶香枕を作ることで、休憩時にお茶の香りと古人の知恵を感じることもできます。严晟训さんと卓穎伶さんは、茶葉に関連した製品のデザインに取り組んでおり、材料と枕芯の構造を再設計し、より快適に使えるよう改良した結果、「茶香酣枕」という新しい商品の開発に至りました。これは家庭ではもちろんオフィスでの使用にも適しています。また、この製品は「2023年アメリカMUSEデザイン賞銀賞」と「2023ロンドンデザイン賞銀賞」の2つの国際デザイン賞を受賞しました。

連絡先情報

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電話番号

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アドレス

No.336, Zhongzheng 1st Rd.
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