塩辛い土地から「甘いゴーヤ」が育つ~布袋(ブーダイ)~ 宏展農場(ホンザン ファーム)
宏展農場(ホンザン ファーム)

宏展農場は嘉義(ジャイー)県の布袋に位置しています。この海辺の町は気候と土壌条件に恵まれているので、多くの農家が甘くて爽やかな白玉ゴーヤの栽培を行っています。宏展農場の敷地面積は約3600坪で、そのうち約1200坪がゴーヤの栽培に利用されています。ここでは食育(台湾では食農教育と呼ばれている)が推進されており、旅行客が手作りの楽しさを体験できます。

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農場の紹介

布袋は海に近く、土壌は砂質で少し塩が含まれています。北回帰線(北緯23.5°)に近いため、昼夜の気温は18~27度の間で、ゴーヤの生長に最適な環境です。

ここのゴーヤは品種自体も非常に珍しいです。白玉ゴーヤとリンゴゴーヤを品種改良した結果、史上初の甘味のあるゴーヤが栽培され、「布苦ゴーヤ」と名付けられました。熟成後の甘みは4度に達しますが、ゴーヤ本来の良い点は残っています。白玉ゴーヤのような生産量でありながら、リンゴゴーヤのようにさくさくの食感を併せ持ち、甘くてみずみずしいです。生食や冷たい料理に特に適しており、梅の粉を振りかけると、ゴーヤが苦手な人でも絶賛するほどのおいしさになります。

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ゴーヤの漬物を作ってみよう

一年のうち2回収穫ができ、それぞれ4月から6月、9月から11月となっています。農場のオーナーは皆を菜園に連れて行き、ゴーヤの開花から結果までの生長過程を学ばせてくれます。ゴーヤの収穫体験も可能で、自分で取ったゴーヤを使って、家でちょっとした料理を作ることもできます。ゴーヤを薄くスライスし、種を取り除き、リンゴ酢を加え、冷蔵庫で数日保存すると、さっぱりとしたゴーヤの漬物が完成します。

特色農業ツアー

野菜

農場では、台湾で唯一のゴーヤチップ、白玉(ゴーヤ)茶、白玉アイスキャンディー、白金ソーセージ、白玉水餃子など、さまざまなゴーヤ商品も製造しています。ゴーヤチップは、サクサクした食感がとても美味しく、現在、塩味、胡椒、からし味の3種類がありますが、特にからし味は観光客に大変人気があります。夏には、ゴーヤ茶にパイナップルや梅を加えて作った白玉アイスキャンディーもあり、ほんのりとしたパイナップルの香りとゴーヤの甘さを楽しむことができます。

宏展農場では、持続可能な栽培方法を採用しており、化学肥料を使用せず、人の手による除草を堅持し、毎年土地を変えて栽培しています。こうして、土地の自然生態や環境は保護され、栽培されるゴーヤの品質を維持することができます。

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連絡先情報

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電話番号

+886-938 030 976

アドレス

No.16, Budai Township, Chiayi County 625
Taiwan (R.O.C.)

交通情報

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