さんという２人の若夫婦によって運営されています。
1999年に発生した九二一大地震は、国姓郷（グォシンシャン）のすべてのアレカヤシの木を倒し、地形まで変えました。半年後、林言謙さんは九份二（ジュフンオー）山の災害地域で新たに成長した植物を発見しました。それがコーヒーの木であることを知り、家に帰って父親と相談しました。父親はこれを天意だと考え、彼はコーヒーの栽培に転換する決心をしました。
農場の紹介
2000年、林言謙さんは国姓郷に最初のコーヒーの木を植えました。そして、2004年には地元住民による国姓郷初のコーヒー生産販売組織を結成し、コーヒー豆の生産を開始しました。三年後、ついに栽培～焙煎までのプロセスに成功し、皆が満足するコーヒーが完成しました。以降、国姓郷の高品質なコーヒーはその価値が広く知られるようになりました。
コーヒーは栽培地によって香りが異なります。国姓郷のコーヒーは、高地栽培かつ肥沃な土壌で栽培されたことから、独特の豊かな香りと、多層的な果物のような甘い風味を持ちます。
この農場で販売している向陽コーヒーは、海抜800〜1000メートルの九份二山で育ちます。育苗・栽培は有機菌株を利用して行われ、人の手で収穫されます。その後の選別と焙煎は、科学的データに基づいて処理が行われます。2015年には、アメリカのスペシャルティコーヒー協会のCQI評価でアジア第一位を獲得し、同年に台湾国産スペシャルティコーヒー豆の評価でも特等賞を受賞。2018年から2021年まで、南投県のコーヒー評価で特等賞と一等賞を受賞し続けています。
注目的農業ツアー
コーヒー
向陽コーヒーは、処理方法によって多種多様な風味を持ちます。たとえば、水洗豆はピュアで明るく、フルーティーな香りで、蜜処理をした豆は、外層のペクチンが傷つかないので、甘くて豊かな味わいになります。日曬豆は、滑らかで微かに酒の香りがし、黃金圓豆は、全体の6％しかない希少な豆を手作業で厳選して焙煎しており、ナッツのような風味が広がります。
国姓地域で最も優れたコーヒーは２種類あり、「ブラックコーヒー」と「花式咖啡」と呼ばれています。また、荘園の近くには、体験エリアが整備されており、ゲイシャコーヒーやアラビカなどの品種のコーヒーの木が植えられています。さらに、コーヒーと客家文化を組み合わせた体験や、オーナーが主催するコーヒーツアーもあり、コーヒーについて造形を深めることができます。さらに、荘園ではコーヒー豆を使用してフォトフレームやコーヒーゼリーを作るDIY体験をはじめとし、様々な体験が用意されています。現代のコーヒー豆の焙煎や、「バン！」という爆音を立てながら行う昔ながらのコーヒー焙煎を体験することもできます。
連絡先情報
電話番号
+886- 4 9272 1430
アドレス
No. 206-5, Sec. 1, Zhongzheng Rd., Guoxing Township, Nantou County 544004 , Taiwan (R.O.C.)
