印象朱古力工坊(インプレッション チョコレートワークショップ) 印象朱古力工坊(インプレッション チョコレートワークショップ)
印象朱古力工坊(インプレッション チョコレートワークショップ)

カカオ(チョコレート)産業は,台湾農業が近年になって開拓した新市場です。台湾のカカオ産地のほとんどは南部にあるため、台湾中部にあるこの農場は少し珍しいということになります。台湾の南投(ナントウ)県水里(スイリ)郷にある『印象朱古力工坊(インプレッション・チョコレートワークショップ)』の張玉華夫妻は、2015年に専門家の指導を受け、0.4haの土地に約200本のカカオの木を栽培することに成功しました。農場では有機栽培を堅持しており、今では台湾中部を代表するカカオ農園になりました。2020年には、土地をさらに0.2ha分拡大し、バニラの温室栽培を追加しました。毎年1月から2月の旧正月前後の時期は農場内の広場でバニラを日干ししており、風に乗って漂う甘い香りが、通りがかる多くの観光客をの足を止めます。

農場の紹介

台湾中部でカカオを栽培するには、地理的な制約が厳しく、栽培環境の整備が必要なためコストも増加します。たとえば、カカオは水はけが悪いと枯れてしまうので、排水システムを整える必要があります。また、過度な日光にさらされると果実が損傷する可能性があるため、適切な温度管理が求められます。ただし、カカオは寒さや強風に弱いため、南投の暖かい気候と、四方を山に囲まれた地形はカカオ栽培に適しているといえます。有機栽培の場合、農薬や化学肥料を使用しないため、果実や枝の剪定はもちろん、毎日雑草や害虫の除去を人の手で行う必要があり、収穫もすべて手作業です。収穫したカカオの加工もこの農場で行われ、自家製のカカオを70%から100%使用したチョコレートや様々なチョコレート製品が日々製造されています。

「印象朱古力工坊」が、カカオの木(Theobroma、神の果実の意味)の栽培に成功してから、すでに8年の月日が経ちました。今では一年を通じてカカオを収穫することができ、多くの観光客がかわいらしい低木のカカオの木に愛着をもって何度も訪れます。カカオ園ではツアーも行っているので、興味があれば予約してみてくださいね。

注目的農業ツアー

ココア

また、さまざまなカカオ(チョコレート)関連の体験活動も予約できます。その中で最も人気のあるのは、「チョコレートをこねる遊び」です。オーナーの独自のレシピで作られたチョコレートは特に柔らかく、旅客は自分で形作ったものを箱に詰めて持ち帰ったり、自分でチョコレートをカップの形に成形し、ハーブアイスクリームといっしょに食べたりできます。こうして、カカオ(チョコレート)の香りと甘さがゆっくりと心に溶け込んでいきます。

チョコレートとハーブは、みんなが好きでよく食べる食材ですが、どうやって作られているのか、原材料をその目で見たことがあるという人は少ないでしょう。ここを訪れたら、近くの観光地も一緒に回ってみることをお勧めします。例えば、集集火車、緑のトンネル、車埕木業レジャーエリアや東埔温泉、信義風櫃斗、日月潭などがあります。台湾中部を心行くまで楽しんでくださいね!

連絡先情報

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電話番号

+886-928 919 893

アドレス

No.150-8, Linpeng Ln., Shuili Township, Nantou County 553, Taiwan (R.O.C.)

交通情報

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