大阿里山風景区に位置する公興森態園区は、伝承によれば日本統治時代、ここに義軍が駐屯していたとされ、この土地は日本人に土匪（どひ）と呼ばれていました。そのため、ここは阿里山土匪森活村とも呼ばれています。
農場の紹介
公興森態園區は、阿里山風景区管理局が1.5億台湾ドルを投資して開設されました。ここには森林歩道、ツリーハウス生態教室、景観プラットフォーム、手作り工坊、そして地元の農特産品を販売する生活市場などが設置されています。園区には専門のガイドがおり、自然生態と人文歴史について解説してくれます。さらに、さまざまな体験型DIY活動も提供されているので、ここには知識、娯楽、教育の要素がすべてそろっているといえるでしょう。
公興森態園區は広大で美しい森林を所有しており、木登り体験を提供しています。遊客の安全を確保するために、専門のインストラクターが雇われており、初心者から経験豊富な木登り上級者まで、レベルに合ったやり方で体験ができます。木登りからは様々なことが学べます。身体の使い方と思考の訓練を同時に行え、目的を達成するために集中力を保ち、冷静に対処する方法を学ぶことができます。
園区内にはさまざまな種類の花や植物があり、これらは「拓染」の素材としても活用されています。農場内で面白い形や色の葉っぱや花を摘んで、それらをハンカチの上に置き、軽く叩いて植物の模様や色を布にうつす、というのが「拓染」です。ユニークな自分だけのアート作品になりますよ。さらに、事前予約すれば、山ブタ狩り、森林ヨガ、ランタンや帽子の絵付けなど、さまざまなDIYアクティビティが提供されており、親子や仲の良い友達と一緒に体験すれば、素敵な旅行の思い出になることでしょう。
注目的農業ツアー
竹林
金線蓮と白千層蜂蜜～おすすめの人気商品
農場内では、地元の高品質な農産品や手工芸品を購入することもできます。地元で栽培された野菜や果物は品質がよく、特におすすめなのは、阿里山地域で近年目覚ましく推進されている「林下経済（Under-forest Economy―森林副産物の開発）」の代表である金線蓮（高級漢方薬として有名）と白千層蜂蜜です。阿里山は涼しい気候が特徴で、特に金線蓮の栽培に適しています。金線蓮をお茶にすると、さわやかな味わいと甘みがあり、免疫力の向上にも役立ちます。また、美味しい地元の軽食として、焼きソーセージ、塩漬けの豚肉、竹筒ご飯などもおすすめです。
