台湾を代表する花の街、彰化県田尾郷に位置する「楓盛園藝(楓盛園芸)」。キワタ(木綿)の花が咲き誇る季節には、美しい並木道が旅人を迎えてくれます。整然と並ぶ温室と美しい植物たちが目に飛び込んできたら、そこが農園の入り口です。ここは三世代にわたる土地への愛着を受け継ぎ、伝統的な園芸、現代的な管理、そして生活美学を融合させた特色ある農園です。
フィールド紹介
農園の歴史は、祖父の周瑞楓氏が創立した「瑞楓花卉農園」から始まりました。初期は草花の栽培からスタートし、勤勉さと経験によって農業の基礎を築きました。第二代の周俊麟氏が故郷に戻ると、温室栽培を導入。ザミオクルカス(金銭樹)やパキラ(発財樹)、ドラセナ(ブラジルの鉄樹)などの観葉植物に注力し、安定した市場基盤を確立しました。そして第三代の周家盛氏がバトンを受け継いだ現在、田尾の競争激しい産業環境に立ち向かうため、多角的な栽培戦略とサステナブルな経営概念を導入。生産のみを行う農園から、供給・デザイン・体験を兼ね備えた現代的な園芸空間へと生まれ変わらせました。

楓盛園藝は、フラワーマーケットや卸売業者への大量供給を主軸としており、栽培からスタイリング加工、梱包・出荷までをすべて園内で行っています。シンプルながらも細部までこだわった赤い飾りや水引のような結びの技法は、一鉢一鉢に生命力とお祝いのメッセージを吹き込み、企業の贈答品やインテリアとして高い人気を誇っています。
注目的農業ツアー
フラワー
楓盛園藝では園内を一般開放しており、旅行者は温室に入って園芸の日常を間近で体感することができます。園内で最も人気があるのは「多肉植物の寄せ植えDIY」です。参加者は自分で植物を選び、土(用土)を配合し、デコレーションを施して、自分だけの特別な多肉盆栽を完成させます。そのすべての工程に癒やしの効果があり、初心者でも気軽に楽しむことができます。
また、園内では「苔玉(こけだま)作り」や「板付け植物(着生体験)」、さらには「ワイヤー盆栽スタイリング」の体験も提供しています。特に子供たちに人気なのが苔玉と板付けで、植物を苔で包み、木板に固定して、自分だけの小さな森を作り上げます。より本格的な体験に挑戦したい方は、ワイヤーを使ってナギ(圓葉竹柏)の枝ぶりを整え、盆栽に美しいラインと芸術性を加えるスタイリング体験がおすすめです。
園内を歩くと、太陽の光を浴びてキラキラと輝くザミオクルカス(金銭樹)の列が目に留まります。スタッフが丁寧に剪定し、飾り付けを行う一つひとつの動作からは、植物への敬意と真心が伝わってきます。
三代にわたり受け継がれてきた深い歴史と技術を誇る楓盛園藝。開運盆栽とハンドメイド体験を組み合わせることで、植物を単なる「商品」としてではなく、日々の暮らしに寄り添う「大切な存在」として提案しています。






連絡先情報
電話番号
886+ 972-757973
アドレス
No. 90, Xinsheng Rd., Tianwei Township, Changhua County 522011, Taiwan (R.O.C.)