

香草の魅力を探る自然の旅
安妮公主(アンー・ニー・ ゴン・ジュー)ガーデン
新社の静かな谷間に隠されたハーブの楽園──安妮公主ガーデンです。1.5ヘクタールに広がるこの緑豊かな庭園は、山々に囲まれています。ここのヨーロッパ風の木造建築が丘の斜面に沿って建てられ、そばを流れる抽藤坑渓のせせらぎとともに、まるで桃源郷にいるかのような気分にさせてくれます。
場域の紹介
よく「よそのお坊さんは経を読むのが上手だ」と言いますが、隘寮社區の理事長である潘玉燕さんは、よその嫁でありながら「黄荊」の価値を見出
「黄荊」は青紫色の小さな花を咲かせ、全体に独特の香りがあり、非常に清々しい香りがします。別名「蚊仔柴」とも呼ばれ、昔の年配の方々はこれを束ねて燃やし、蚊を追い払うのに使っていました。黄荊の種子は鎮痛剤として使われ、根には虫除けの効果があります。茎の皮は紙を作るのに利用され、花や枝葉からは芳香油を抽出することができます。
2024年には、宮崎駿のジブリパークを手掛けた日本のチームを特別に招き、ハーブを販売する予定の小さなログハウスを建設しました。安妮公主ガーデンのこの活気あふれるハーブの楽園を訪れると、美しい思い出を持ち帰るだけでなく、地元の文化の豊かさと深みも感じることができます。
ここでは、親子でハーブ宝探しイベントに参加したり、精油の抽出体験や、サシェ作りなどのDIY活動が楽しめます。園内で特に人気のある手作りDIYは、自家製の蚊除けスプレー作りです。安妮公主ガーデンの自製の純露には、レモングラス、ユーカリ、ティーツリーなどの精油を一定の比率で加え、かき混ぜてボトルに注ぐだけで、天然で香り良い蚊除けスプレーがすぐに完成します。
注目的農業ツアー
園内の食事は決して手抜きがなく、特にクラシックなハーブローストチキンは20年以上にわたって大人気です。この料理は、まず新鮮なローズマリーやタイムなどのハーブで味付けし、じっくりと漬け込んだ後、皮が黄金色でカリッとするまで焼き上げて、ジューシーで柔らかい鶏肉とほのかなハーブの香りが絶妙に絡み合い、豊かな味わいが広がります。
もう一品の焼きポークリブは、オレガノをベースに味付けし、特製のバーベキューソースと組み合わせ、甘酸っぱい風味が絶妙に調和します。そして、香ばしいキノコや新鮮な焼き野菜とともに、一口ごとに味覚への完璧なハグを感じられ、心まで満たされます。